ホームホワイトニングで痛みが出たときの対応は?
こんにちは!雲仙市国見町の徳永歯科医院です!
歯のホワイトニングには、自宅でできるホームホワイトニングという方法があります。
マウスピースの内面にホワイトニング剤を塗布してから、マウスピースを装着することで歯を白くする方法です。
ホームホワイトニングの副作用で、歯がしみたり痛みが出たり、歯茎が痛くなったりすることがあります。
今回はその対処法について説明していきます。
歯がしみる、痛い
薬剤の影響で歯の中の神経が過敏になってしまうことがあります。
そうなると歯がしみたり、痛みが出るといった症状が出ます。
対処法は下のようになります。
- 歯に付着しているホワイトニング剤をしっかり除去する
- 冷たい飲食物、熱い飲食物を避ける
- 知覚過敏用の歯磨き粉を使う
- 痛みが続く場合は歯科医院へ連絡
まず、ホームホワイトニング後にマウスピースを外した後に、歯に残っているホワイトニング剤を歯磨きやうがいでしっかり除去しましょう。
元々のマウスピース装着時間以上にホワイトニング剤が歯に残っていると歯がしみる原因になってしまいます。
そして、通常の知覚過敏のときと同じように、冷たいもの熱いものは避けながら食事をしていただいたり知覚過敏用の歯磨き粉を使っていただいて対応してみてください。
それでも歯の痛みが続く場合、痛みが強い場合は歯科医院の方へご連絡をお願いします。
歯科医院の方で知覚過敏処置を行ったり痛み止めの飲み薬を出したりする場合もあります。
歯茎が痛い
薬剤が歯茎に付着して痛みが出ることがあります。
歯茎の表面が荒れる場合もあります。
対処法は下のようになります。
- 歯茎に付着しているホワイトニング剤をしっかり除去する
- ホワイトニング剤が歯茎に漏れないように量を少なめにする
- 痛みが続く場合は歯科医院へ連絡
まず、ホームホワイトニング後にマウスピースを外した後に、歯茎に残っているホワイトニング剤をうがいしたりティッシュでぬぐったりしてしっかり除去しましょう。
歯茎にホワイトニング剤が残ったままだと、歯茎が刺激を受け続けてしまいます。
また、ホワイトニング剤をマウスピースに入れすぎている場合は、マウスピースからホワイトニング剤が歯茎にたくさん漏れ出て歯茎が痛くなっている可能性があります。
なので、その場合はホワイトニング剤の量を少なめにしましょう。ホワイトニング剤の量は1歯に対して米粒大程度で大丈夫です。
それでも歯茎の痛みが続く場合、痛みが強い場合は、歯科医院の方へご連絡ください。
歯茎の状態によっては消毒したり、痛み止めや抗生剤の飲み薬を出したりする場合もあります。
また、マウスピースも診てもらった方がいいです。
もしマウスピースが歯茎を大きく覆っている形であれば、ホームホワイトニング中に薬剤がそこの歯茎に留まってしまい歯茎の痛みが出やすくなるため、必要があれば極力歯茎を覆わない形にマウスピースを調整することもあります。
まとめ
ホームホワイトニング中のトラブルとして、歯がしみて痛くなったり、歯茎が痛くなったりする場合があります。
まずご自分で対応してみてそれで症状が軽減すればそのまま様子をもらっても構いません。
それでも痛みが続く場合や痛みが強くなる場合は歯科医院の方へご連絡していただいて対応してもらうようにしましょう。