入れ歯が完成するまで何回かかる?入れ歯の製作手順と治療回数・治療期間について解説!
こんにちは!雲仙市国見町の徳永歯科医院です!
今回は入れ歯が完成するまでの製作手順と治療回数について解説をしてきます。
入れ歯を作るにはいくつか工程を踏むので、1回で完成するわけではなく、回数がかかります。
目次
入れ歯が完成するまでの治療回数・治療期間は?
入れ歯の設計にもよりますが、最低でも4回前後はかかります。
なので、入れ歯を作るための治療期間としては3〜4週間くらいかかります。
また、抜歯をしてから新しい入れ歯を作るというのもよくある流れなのですが、その場合は抜歯をした後の歯茎の治りを待ってから入れ歯を作る治療がスタートします。
状況次第ですが、だいたい抜歯をして1ヶ月近く待ってから入れ歯を作り始める場合が多いです。
入れ歯の製作手順
製作手順は下のようになります。
- 入れ歯を作るための型取り
- 咬み合わせの記録
- 製作途中段階の入れ歯をお口に入れて適合等を確認
- 完成
この4つの工程を踏みます。
なので、この流れで入れ歯を作ると基本的に治療回数は4回なのですが、入れ歯の設計や製作状況によっては回数を短縮できたり逆に回数が増える場合もあるので、一応4回前後と思っておいてください。
4つの工程をそれぞれ解説していきます。
1.入れ歯を作るための型取り
まず型取りをします。
ご自身の歯に入れ歯の金具をひっかける設計の場合は、歯に金具がひっかかるように歯にくぼみを掘ってから型取りをする場合があります。
型取りをして作った模型上で入れ歯を製作していきます。
2.咬み合わせの記録
咬み合わせを記録するための道具を作ります。
この道具は型取りをして作った模型上で作ります。
この道具で咬み合わせを記録します。
3.製作途中段階の入れ歯をお口に入れて適合等を確認
いきなり完成ではなく、製作途中段階で入れ歯がお口に合うか確認します。
もしいきなり完成させてしまうと、入れ歯に大きなズレがあった場合に修正しきれないことがあるからです。
この製作途中の確認は、そのズレがないかの確認です。
入れ歯の適合や咬みあわせや審美性など特にズレがなければ次回完成させます。
もしズレがあった場合でも、製作途中なので修正が可能です。
4.完成
入れ歯が完成したら、お口の中で調整してお渡しします。
入れ歯は完成した後の調整、お手入れも大事!
治療回数は4回前後、治療期間は3〜4週間ほどで入れ歯は完成します。
ただ、新しく作った入れ歯は歯茎に擦れやすく痛みが出ることも多いです。
なので、入れ歯が完成したから治療終わりというより、そこから入れ歯が支障なく使えるように調整することが大事になってきます。
入れ歯が完成した後の調整やご自身のお手入れをしっかりしていくことで、入れ歯も快適に長く使用できます。
入れ歯が当たって痛いなど気になることがあれば、歯科医院で調整できますので何かありましたらお声掛けしていただいたらと思います。