むし歯じゃないのに歯がしみる…!知覚過敏の原因と治療法について
こんにちは!雲仙市国見町の徳永歯科医院です!
今回は知覚過敏について説明していきます。
知覚過敏とは、むし歯ではないけれどしみる症状が強い状態のことです。
知覚過敏にも色々な原因があります。
今回は、知覚過敏の主な原因と治療法・対処法について説明していきます。
目次
知覚過敏の主な原因
下のように色々な原因があります。
- 歯茎が下がってきている
- WSD(くさび状欠損)
- 歯のすり減り、歯の欠け、歯に亀裂が入っているなど
歯は表層からエナメル質、象牙質、歯髄(歯の中の神経)と層になっています。
歯茎が下がったりエナメル質が欠けたりすることで、象牙質が露出すると知覚過敏が起こりやすくなります。
冷たい・熱いなどの外からの刺激が、象牙質内の象牙細管という刺激が伝わる経路から歯髄(歯の中の神経)に伝わるからです。
歯茎が下がってきている
歯の根元は元々エナメル質がなく一番表層は象牙質になり、その象牙質は歯茎に覆われています。
歯茎が下がると元々歯茎に覆われていた根元の象牙質が剥き出しになるので、そこからしみやすくなります。
WSD(くさび状欠損)
WSD(くさび状欠損)とは歯の根元がくさび状に欠けてしまった状態のことです。根元の欠けた部分がしみやすくなります。
主な原因は歯ぎしり・くいしばりです。
過剰な力が歯に加わることにより、歯がたわんで力が集中する根元の部分で欠けてしまいます。
また、普段の歯ブラシの圧が過剰に強い場合も、少しずつ根元が削れてWSDの原因となることもあります。
歯のすり減り、歯の欠け、歯に亀裂が入っているなど
歯のすり減り、歯の欠け、歯の亀裂も原因は歯ぎしり・くいしばりなどの過剰な咬合力です。
象牙質が露出した部分からしみる症状が強くなります。
知覚過敏の治療法
歯科医院での主な治療法は次のようになります。
- しみ止めの塗り薬を塗る
- 欠けている部分に詰め物をする
- 歯の神経をとる
歯茎が下がっていたり、欠けていても欠損が小さいときは、しみ止めの塗り薬を塗って対応します。
欠けている部分が大きい場合はそこに詰め物する治療をします。
ただ、しみ止めの塗り薬を塗ったり、詰め物をしても知覚過敏の症状が強くて日常生活に支障が出る場合は、歯の神経をとる処置をすることもあります。
他の対策としては、歯ぎしり・くいしばりなどの過剰な咬合力から歯が欠けたりして知覚過敏になっていることも多いので、歯ぎしり用のマウスピースを作る場合もあります。
ただ、マウスピースは直接しみる症状を治すというより、できるだけ歯が欠けたりすり減ったり歯茎が下がったりしないようにするという予防的な意味での使用になります。
また、歯周病の治療もできるだけ歯茎が下がらないようにという意味で大事になってきます。
ご自分でできる対処法
- 歯磨きの圧は優しく丁寧に
- 知覚過敏用の歯磨き粉(シュミテクトなど)を使う
歯磨きの圧が強いと、歯茎に負担がかかって歯茎が下がったり、歯の根元が削れてWSD(くさび状欠損)の原因になったりします。
なので、歯磨きは力を入れすぎず丁寧に磨くようにしてみましょう。
また、知覚過敏用の歯磨き粉を使うことも有効です。
知覚過敏用の歯磨き粉には、硝酸カリウム、乳酸アルミニウムといった成分が入っています。
硝酸カリウムは、歯の神経の過敏反応を直接抑制する働きがあり、知覚過敏の症状を抑えていきます。
乳酸アルミニウムは、神経に刺激が伝わる経路となる象牙細管(象牙質内の管)を封鎖することで間接的に神経の反応を抑制します。
まとめ
何の要因で知覚過敏になっているのか確認することが大事です。
そしてその状態に合わせた治療を行うのがよいと思われます。
また、知覚過敏用の歯磨き粉を使ったりなど、ご自分でできる知覚過敏対策もあるので是非やってみましょう。
ただ、ご自分ではむし歯か知覚過敏か判断が難しいというところもあるので、まずは早めの歯科医院受診をおすすめします。